ネオレバルミン錠発売開始年:1994(平成6)年
●飲みすぎ、ストレス、不規則な食生活、気づきにくい肝臓疾患に

ストレスや生活習慣の乱れが気になる方に-川柳末を配合した国内唯一の肝臓疾患薬「ネオレバルミン錠」
「ネオレバルミン錠」は日本で唯一、生薬「川柳(かわやなぎ)」を配合した一般用医薬品です。川柳は、古くからお酒・タバコ・ストレスなどによって疲弊した肝臓を保護する働きがあることで知られています。
また、中国の古典『本草綱目』には、川柳が「酒毒を除く」との記載があり、その有用性は古くから認められてきました。「ネオレバルミン錠」には、この川柳を主成分として、グルクロノラクトン、乾燥酵母、パントテン酸カルシウム、タウリン、ルチンを配合しています。これにより、酒毒の排出を助け、アルコールの代謝を促進し、飲酒される方の肝臓をしっかりとサポートいたします。さらに、肝機能に必要な酵素の材料となるビタミンを豊富に含む乾燥酵母を加えることで、より一層の肝機能サポートを実現しています。
「お酒から肝臓を守るには、これしかない」とご愛用くださる方が多く、リピーターの方も年々増加しております。
現在では、非常に多くのお客様にご支持いただいています。近年、日本のみならず世界各地で、ストレスや不規則な生活が原因となり、肝臓の健康への関心が高まっております。こうした背景のなか、「ネオレバルミン錠」は、現代の肝臓ケアに適した第2類医薬品として、今後ますます多くの方々に長く愛される製品になると確信しております。
原澤家のルーツと創業者・原澤福康
原沢家の歴史を遡ると、そのルーツは南北朝時代に名を馳せた武将・新田義貞の二男、原澤将監にたどり着きます。その後、将監から数えて五代目にあたる原澤和泉は、武田信玄の配下である真田幸隆の家臣でした。当時の戦においては、傷病者を専門に手当てする係は存在せず、武将自らが傷を処置する方法や薬を所持していたと伝えられています。
原沢家には、外科を生業としていた母方・澤浦家から受け継がれた医術の知識があり、それによって戦場において重宝される存在として認識されていたといわれています。三代目・文仲(本名:義直)は、群馬県吉岡町上野田において、祖父である初代・文仲(義誼)から代々受け継がれた原澤醫院を営み、高崎藩松平家の御殿医を務めました。三代目の兄妹である原澤まさと医師、そして原澤順斉の養子である原澤福康(後の初代社長)は、明治薬学専門学校を卒業後、東京帝国大学医科大学附属病院および千葉大学薬学部にて薬学の研究を重ねました。その後、大正8年(1919年)10月、東京・品川にて東海薬局を開業。医療用水銀製剤の研究開発に没頭しました。
大正8年に創業し、アジア諸国へ事業を拡大
大正8年9月1日(1919年)、原澤福康は膠態水銀の製造方法を確立し、特許を取得しました。これを機に、医療用水銀製剤の研究を主な目的として、原澤製薬の前身である「原澤水銀研究所」を創設しました。昭和3年、「原澤製薬合名会社」へと社名を変更し、法人事業として組織を改組。厚生労働省の認可を受けました。
同年、医療用水銀製剤(水銀軟膏)の製造に関する特許を取得し、製剤化。中国・韓国・台湾をはじめとするアジア諸国へ製品を輸出し、事業を拡大していきました。さらに昭和17年には、奈良県多武峰の水銀鉱山を取得し、資源の採取から医薬品の製品化までを一貫して行う体制を確立しました。
きず薬「マーキュロクロム液(赤チン)」の製造開始
昭和19年、「原澤製薬工業株式会社」を設立し、「マーキュロクロム液(赤チン)」の製造を開始いたしました。昭和20年からは、美顔剤「ユキワリミン」、浄血剤「コロイゲン」、薬用酒「プリズマホルモン酒」などの製造を手がけました。
また、昭和40年代には、ドイツからウオノメ・タコ・イボ取り軟膏「トリクロ」を輸入し、販売を開始。時代のニーズに応じた商品開発を次々と進め、医薬品メーカーとしての基盤を築いてまいりました。昭和50年代には、強精・男性ホルモン製剤「プリズマホルモンシリーズ」や、慢性鼻炎・蓄膿症治療剤「チオセルエース」の製造・販売を開始しました。平成以降は医科向け医薬品の製造を再開し、高血圧・狭心症・不整脈治療剤「アルセノール」、持続性気管支拡張剤「トニール錠」、鎮痛消炎貼付剤「インテナシン」などの製造販売を開始いたしました。
時代のニーズに合わせた他にはない製品で皆様のヘルスケアをサポートしたい
原澤製薬は、「ネオレバルミン錠」だけでなく、昭和・平成・令和と時代を超えて、多くの人々に愛される製品を数多く送り出してまいりました。一般用医薬品である耳鳴り治療薬「ナリピット錠」や、耳内に直接塗布する点耳薬「パピナリン」はもちろん、非接触型皮膚赤外線体温計「イージーテム」、褥瘡予防用の皮膚バリア粘着シート「ケアシート」などの医療機器、さらには化粧品「リバイシスシリーズ」など、多岐にわたる製品を製造・販売しております。これからも、皆様の健やかで快適な毎日を支える製品づくりを通じて、社会に貢献し続けてまいります。

ネオレバルミン錠の特徴
- ネオレバルミン錠は生薬の川柳末(かわやなぎまつ)を配合した日本で唯一の肝臓疾患薬です。
- 肝臓は強い再生力のある臓器ですが、二日酔い、ストレス、過労、不規則な食生活などで大きな負担がかかると機能が低下し、肝臓疾患へと進行していきます。
- ネオレバルミン錠は、解毒作用を高め、肝機能を正常に保つ生薬の川柳末、有害物質の排泄を促進させるグルクロノラクトンなど6種類の成分を含有した肝臓疾患薬です。
第2類医薬品 | |
商品詳細 (一例) |
ネオレバルミン錠 |
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効能・効果 | 肝臓疾患 |
用法・用量 | 次の量を1日3回、食間に服用して下さい。(水又はぬるま湯と一緒に服用して下さい) 大人(15歳以上):1日3回 1回4錠 15歳未満の小児:服用しないこと |
成分・分量 | 1日量(12錠)中 川柳末(かわやなぎまつ)2,800 mg グルクロノラクトン 300 mg 乾燥酵母 300 mg パントテン酸カルシウム 100 mg タウリン 50 mg ルチン 50 mg 〈成分に関する注意〉 天然の生薬を用いていますので、錠剤の色調・匂いが製品により多少異なることがありますが、効果に変わりありません。 |
添加物 | バレイショデンプン |
商品構成 | 180錠 360錠 1000錠 |
注意事項 |
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※使用上の注意をよく読み、用法・用量を守って正しくお飲みください。
商品に関する詳細情報は、原沢製薬工業株式会社の企業サイトで、ご確認ください。