V・ロート
ロート製薬が目薬を発売したのは、日本が近代国家への転換をはかる明治42年のことです。
それから約100年。ロート製薬はさまざまな商品の開発・提供を通して、目薬市場を常にリードし、お客さまの目の健康を見守り続けてまいりました。
ロート製薬の目薬のフラッグシップとなり、回転が速いと言われるOTC業界において、長く愛されるロングセラーブランドが、初代の発売から40年以上の歴史を持つ「V・ロート」です。

●1964年 初代『V・ロート』誕生
「新V・ロートシリーズ」の前身となる『V・ロート』は、1964年(昭和39年)2月、ロート製薬初のプラスチック容器の目薬として発売されました。清涼感があり、かつ目の健康にいい新目薬を開発することを命題に開発がスタート。当時、栄養剤の有効成分として注目されていたアスパラギン酸塩に着目し、目では確認されていなかった目の細胞を賦活化する効果を実証し、いち早く配合しました。また、成分だけでなく、その清涼感にもこだわり、メントールなどの清涼成分の組み合わせを数多く試して、目に最も心地よい刺激を追求しました。容器は当時プラスチック目薬の定番だった三角ではなく角型を採用し、さらに点眼のしやすさにも工夫を凝らしています。
「V・ロート」のVには、Vitamin(ビタミン)、Vivid(いきいきとした)、Victory(勝利)の意味が込められており、処方・効能・容器のあらゆる点から、ロート目薬の半世紀の歴史にふさわしいフラッグシップ商品として誕生しました。
●1979年 マルチ目薬の決定版 二代目『新V・ロート』
『V・ロート』の発売から15年、その間に「子どもV・ロート』(1970年発売)、涙液型目薬『なみだロート』、清涼感を高めた『V・ロートクール』(ともに1973年発売)など特定の需要層向けの商品を発売してきましたが、市場の中心となるのは、 『V・ロート』のようにマルチに使える複合型目薬でした。


▲初のポリカーボネート樹脂容器
『V・ロート』(15ml /250円)

ロート製薬の社名の由来
  ロート製薬の社名は、ロートムンド博士の処方から誕生した1909年(明治42年)発売の『ロート目薬』がその由来です。実際社名として採用されたのは、戦後、株式会社化する1949年(昭和24年)と40年も後のことです。この当時、製薬業界では創業者の名前を社名とすることが一般的でしたが、全国的な知名度もあり、また事業の柱でもあった『ロート目薬』の商品名をとり、社名もロート製薬株式会社と名づけられました。
そこで『V・ロート』のリニューアルに際しては、家庭の常備薬として誰もが使えることを念頭に、抗炎症成分のグリチルリチン酸二カリウム を配合し、 その効き目をさらに強化しました。

「V・ロート」シリーズには、
@疲れ目や充血などこれ1本でマルチに効くタイプの目薬であること
A新たな組み合わせで有効成分を追加配合することの2つに加えて、二代目からは、
B信頼と効き目を示すグリーンを キーカラーに「V」の文字を大きくデザインすること
C金冠キャップの採用が「V・ロート」シリーズのDNAとなり、 現在も踏襲されています。
1979年(昭和54年)4月に発売された『新V・ロート』は、 初代の2倍以上の価格だったにもかかわらず市場を席巻。V・ロートの名称とVのパッケージが大衆薬目薬の代名詞となりました。


●2001年 目の乾きによる疲れにも  四代目『新V・ロートEX』

そして2001年(平成13年)、現在も発売中の『新V・ロートEX』が発売されます。
このころは、パソコンやケータイの使用が日常的になり、それに伴い目の乾きによる疲れを訴える人が増えてきます。 『新V ・ロートE X 』では、 三代目『新V・ロートプラス』の処方に涙の成分のひとつであるコンドロイチン硫酸ナトリウムを追加し、 時代のニーズに対応しています。
また、長年ご愛用いただいているお客さまの声に応え、翌2002年(平成14年)には 市販目薬の基準内最大容量である20mlタイプも追加発売。同一ブランドで2つの容量タイプをラインナップしているのは、 市販目薬では『新V・ロートEX』だけです。40年以上の歴史をもつ「V・ロート」シリーズだからこその展開です。

「V・ロートシリーズ」は、Vのマークとグリーンをキーカラーに、マルチに効く家庭常備薬の定番目薬として、お客さまの声に的確に対応し、これからも長く愛される商品づくりを目指しています。


▲『新V・ロートEX』(13ml )
(第2類医薬品/税込788円)
●新V・ロートEX
新V・ロートEXは、日常のさまざまな原因による目の疲れや充血への効果で定評のある新V・ロートプラスの処方に、涙の成分ひとつで、角膜表面の保水性を高める「コンドロイチン硫酸エステルナトリウム」を配合。
好評の「ちょうど良いさし心地」はそのままで、インターネットやメールなどのIT操作で起こりがちな、目の乾きによる目の疲れに着目した「マ ルチフォーカス処方」を実現しました。
●効能
目の疲れ、結膜充血、目のかすみ(目やにの多いときなど)、目のかゆみ、眼病予防(水泳のあと、ほこりや汗が目に入ったときなど)、眼瞼炎(まぶたのただれ)、紫外線その他の光線による眼炎(雪目など)、ハードコンタクトレンズを装着しているときの不快感
●用法・用量
1回2〜3滴、1日5〜6回点眼してください。